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ヤウミーヤートゥンとはアラビア語で日記のこと。 日々つれづれ思うことなどを綴っていきます。
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プロフィール
HN:
ノリコ☆nora
性別:
女性
趣味:
雑多
自己紹介:
小学生の頃 図書館で偶然見つけた ハワード・カーターのツタンカーメン王墓発掘記を読んで以来 熱烈なエジプト考古学マニア道一直線!10数年前に初めて憧れのエジプトの地を踏む。現地にて アラビア語文字看板の美しさに惹かれ 帰国後 アラビア書道を
本田孝一氏に師事。その後 作品に幅を持たせる為 アラビア語学習も始める。(←これが土壺への道に・・・)

さらに アラビア文字を使った 自作アクセサリーの作成を目指し、アートクレイシルバーのインストラクター資格入手。現在 出張販売 又は注文販売を展開中。

また アラブポップス好きが高じて ベリーダンスを踊り 果ては アラブの太鼓 タブラまで叩きだす始末。。。只今のトコロ 踊って叩けるダンサーを目指している♪

他に アラブ料理・和裁・旅行等々 趣味多々である。

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11/18 WS初日だったんだけど この日 私は朝からスクールがあるので、アヌビスさん トモちゃんとは別行動。
宿泊してたピラミサホテルから オペラの駅まで約20分 地下鉄はわりと本数も多いので5~6分ぐらい? アタバの駅から フセインモスクまでは30~40分かなあぁ?とおおよその予想を立てて 7時ちょっと過ぎにホテルを出発! 

カイロの地下鉄は 日本みたいに降りる人を待っていたら 乗り遅れてしまう!とガイドブックに載ってたけど、このぐらいの人数なら 普段満員電車に無理矢理乗り込んでる自分としては 大丈夫だなって思ってたら、のんびりしてる私を見かねたらしい女学生たちに 電車の中に引っぱり上げられちゃいました(笑)ご心配おかけしてスンマセンあせあせ(飛び散る汗)

↑補足:エジプトは日本と同じく痴漢が多いので 地下鉄には女性専用車両があります!便利ですよ~。

アタバの駅に着いて 地上に出たら さっぱり場所がわかりませんげっそり お馬さんに乗った銅像のあるトコまで行かれれば あとは確かずっと道なりにまっすぐだったハズなんだけど、お馬さんはドコ??

キョロキョロしてると サラリーマン風の男性が 道がわからないのか?と聞いてくれたので、「フェーン ガーマァ ホセイン ミン ファドリック?」と聞いてみた。こっちの道まっすぐ行くと 道路にでるからというようなことを言われたので、歩いていくと お馬さん発見! 左に曲がろうとしたら さっきの人が戻ってきて タクシーはここで拾わないと というようなことを言ってきたので、歩いていくの!って言ったら こっから遠いいよ~ ひぇ~~~って驚かれてしまった(笑)

しかし ホントに遠かったあせあせ
行けども行けども そろそろ見えてきていいはずのアズハルモスクのミナレットさえ見えてこない!!!
不安になって警察官に聞いてみる。私がアラビア語で聞いたもんだから 警察官が「アラビア語と英語とどっちで説明したらいい?」って聞いてきた。普通は英語の方がいいとは思うんだけど もしかしてわかりづらい英語だったりしたら余計わからなくなっちゃう(笑)ので、アラビア語でお願いしたw 「アラトゥール!」の後 わからない言葉が一個繋がった ん? 「アラトゥール(まっすぐ)?」「アラトゥール!」
まっ 後の単語がわかんなくっても とりあえずまっすぐなんだなと歩き出す。歩きながら 頭の中の少ないボキャブラリィを総動員・・・ 見えてくるって単語だったかしら???

ブツブツつぶやきながら 足早にハンハリーリを歩く変な外国人ひとりw 普段はうるさいくらいに声をかけてくる売り子達も 朝ということもあり 誰も話しかけてこない。

そうこうしてる内に 道が左に曲がり始め スルタンゴーリーが見え アズハルモスクのミナレットが見えてきた。フセインモスクはそのちょっと先。
あ~~~ やっと着いたゾ。一人で辿り着けたことに しばし感動うまい!

この日は午前中の授業を2コマ受けて 先生宅でお昼をご馳走になり 午後の授業を2コマ受けて 同じ道を遡ってホテルへ戻った。


私がホテルに戻ってすぐに アヌビスさんトモちゃんもWSから戻ってきた。
この日は エジプト在住の哲さんの案内で エジプト料理を食べに行くことになってたので、みんなでワクワクハート達(複数ハート)

案内してもらったのは モハンデシーンにあるエジプト料理レストラン”El Omda”

エジプト滞在10日目にして 初モロヘイヤスープでした!!!ウマウマハート達(複数ハート)ハート達(複数ハート) そして初ターメイヤ(そら豆のコロッケ)!
やっぱエジプト料理は美味しいですぅ。
食後はマリオットベーカリーでチーズケーキとコーヒーw
チーズケーキのワンカットの大きさに驚愕!日本で食べる二倍はありますね!そしてお味の方は 美味しいんだけど なんか懐かしい感じ・・・ あの牛乳を入れて作るチーズケーキ クレール(だっけ?)の味にそっくり!(先日 思わず買ってきて作っちゃいました 笑)



いろんなお話しをしたりして (ってほとんど私がしゃべった気もしますが・・・^^;) 笑いのたえない楽しい会食でした。
哲さん 素敵なお店をご紹介いただきありがとうございました!
 
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先生宅に滞在中のお話しとしては

12日に スクール”ハラカ”の一周年パーティーというのがあり イスラム教信者の集まりだったのですが、先生のご家族と一緒に招待されたので 行ってきました。

行く前に 先生より 軽くレクチャー
「数珠(ムスリムの方々が持っているシブハッというもの)をばらしたものが入ったボールを渡されるから、一粒とっては

サッラッラーフ アラー サイイディナー ムハンマド

という言葉を言って もう一個のボールに入れていきなさい。それが終わったらディナーが出てくるからね。さあ 練習してみなさい!」

出かける前に ブツブツと何回も繰り返して暗記あせあせ


パーティ会場になってるお宅に着くと 男女別々のお部屋に通される。
もう何人かの方々が ブツブツ唱えながらコロコロとボールに数珠を投げ込んでいるところだった。皆さんにそれぞれ挨拶をして 私もそれに参加。そこらじゅうからコロッコロッという音とブツブツ唱える声だけが響いてくる。

やっと終わる・・・
がしかし 実はここから先が長かったげっそり

男性の集まってる方々が 一人一人 イスラム教について論じている 又は コーランを読みあげてるんだと思うけど なかなか終わらない。
女性の方々は 部屋が暗くなってるもんだから みんなゴロっと横になって 中にはグーグー寝てる人も。
その後 文章の書いてある紙を渡されたので 何が始まるのかと思いきや アッラーを讃える歌なんだろうか? みんな大声で夢中になって歌っていた。途中から タブラが入り さらに熱狂的な歌に。

ぼー然。。。 いいんだろうか こんなとこに混じってて・・・。。


・・・の後 ディナーになる。
パックされたお弁当のようなものを ポンっと渡される。
おおっ コフタだっ!(ひき肉料理)タヒーナだっ!(ゴマのペースト)トルシーっだっ!(野菜の漬物)バターライスだっ!ロズビラバンだっ!(お米のプリン)
滞在5日目にして 始めてのエジプト料理だーっハート達(複数ハート)ウハウハっ目がハート

実は エジプトには居るものの、お世話になってるお宅は モロッコ人家庭なので 毎日モロッコの煮込み料理なんである。このモロッコの煮込み料理 美味しいんだけど パンがエジプトのエイシ(ピタパン)かフィーノ(長細いミルクパンみたいなもの)なんで、残念なことにイマイチ 合わないのです涙 モロッコパンのように厚みがあってモチモチしてないと なんか汁物には合わないのよねぇ。
奥さんも エジプトのパンはどれも美味しくないって言ってたけど、こちらのパンはサンドイッチのように具菜を挟んで食べるのに適してるパンだからねぇ。エジプト料理と一緒に食べれば とっても美味しく食べられるパンなのに残念ですぅ。


食後は
フセインモスクのイマームがこのパーティにいらしてたようで、特別にフセインの頭が納められているところ(フセイン 預言者ムハンマドの娘ファーティマとアリの次男で 680年イラクのカルバラーの地で戦死したが 500年近くも後の1153年に頭蓋骨が発見され このモスクが建てられたとのこと)へ案内してもらった。額をつけてごらんと言われて 付けてみると なんともいえないとてもいい香りがした。

イマームから名前を聞かれ ノリコだと答えたら、
「あなたの名前にはヌールというアラビア語が入ってますね!知っていますか ヌールとは 光という意味のとてもよい言葉です。あなたの滞在が光に満ちているように!」と言われ とてもうれしかったです。


その後 先生のご一家と私は ハンハリーリをちょっと歩きました。
いつもは 見るからに外国人の私にばっかり あれはどうだ これはどうだと言い寄ってくるお店の売り子達が いっせいに先生目掛けて声をかけてきます(笑)
この日 私はガラベーヤに即席ヒジャーブ姿
それにひきかえ 先生は 真っ白な礼装用ジュラバ姿(モロッコの正式な服装)ぴかぴか(新しい) 目立つ目立つ(笑) 


到着翌日より 先生が教えてらっしゃるスクールの方へ お邪魔することとなる。

場所はフセインモスクの横の建物の中にあり、エジプト人実業家が スクールの経営から先生方の生活面までみておられるようで、生徒達はフリーで習えます。
名前は ハラカ と言い カリグラフィとコーランを教える学校で、カリグラフィは週3日でそれぞれのクラスは 1時間~1時間半ぐらいの長さ。私の先生の他に 2名先生がいらっしゃるようでした。他の先生もオスマントルコ流とのこと。

オスマントルコ流のカリグラフィ美術館も併設の予定があるそうです。

通ってきてる生徒達は 様々な国籍で
エジプト人 マレーシア人 インドネシア人 タイ人 チュニジア人 フランス人 ロシア人 等々。。。

私は短期間のビジターなので 朝行って 午後も行ってたりしたけど 基本的には一クラス受講のようです。

午前中は8時~10時半(2クラス)午後は2時半~8時半(4クラス)

9日~16日までは フセインモスク横の先生宅にお世話になって 週3日スクールに通いました。

私の先生 ハミーディ先生はなかなかユーモアのある方なので 授業も笑いを交えて和やかなよい雰囲気でした。

カリグラフィを初めて習う方には まずルクア体からで ヌクタ(四角)を一個づつ書くところから始まってました。
インドネシアの子が ちゃっちゃと四角を立て続けに書いてたら

先生が「一個一個丁寧にしっかりと書きなさい! 君の書き方は ニワトリがエサをタックタックつついてるようだよ!」と言い みんな大笑いでした。

私はマグリビーと もう一個習っていきなさいというので、ジャリーディーワーニー体を習いました。


先生のご一家はほんと敬虔なムスリムなので 朝4時のファジュルには 一家でお祈りに出かける為、仕事のある先生だけ早起きで学校に行くけど 奥さんも坊ちゃんも 朝はなかなか起きてきません。

朝 学校に行こうと早起きしてるんだけど、朝御飯 勝手にあさってっていいのかしら~? 断って出かけなくって大丈夫かしら~?などと 思ってる内に9時過ぎちゃったり・・・。。

午後もみなさん 1~2時間昼寝するので ぼーっと暇になっちゃったり。。。

カリキュラムで一個づつOKをもらわないと 次に進めないようになってるんで、先生に見てもらわないと 先に進めない。けど なかなか見てもらえない!!! お休みの日は ホントにお仕事お休みで 見てもらえないし。予習はしちゃダメらしいから 短期間に身に着けたい私としては ひじょ~に歯がゆい思いをしてましたふらふら 

けど ここはエジプト
がんばりすぎると 頭が痛くなるんで、のんびりいくっきゃないのです。



エジプトから日記を書くつもりが 先生宅のネット状況は仮住まい中ということもあって 隣人のネットを拝借という状態だったので 隣人がネットやってないと使えない(エジでは けっこう当たり前な状態らしい)、近くにネットカフェがない、ホテルでは日本語の表示が全部?マークになっちゃって使えなかった 等々の事情で断念。。。

自分のパソコンを持ってけば マック等の無線LANで接続可能だったんだけど、なんせ 先生宅へのお土産物やらなんやらで すでに荷物を持ちすぎてるもんだから パソコン持参なんて 到底無理だったもんなぁ。。。がく~(落胆した顔)


・・・てことで 今回の滞在を振り返りつつ 滞在記を書くことにしました。


11/8(土)エジプト航空で成田出発!
エジプトは過去5回行ったことがあるんだけど ずっと成田第1ターミナル発だったもんだから もーすっかり思い込んじゃってて・・・ 
今回 旅の出だし チェックイン時間間近で シャトルバスで第2へ移動というスリルを味わっちゃいましたふらふら
思いっきり 先が心配になるスタート・・・。。

早々にあらたな試練が・・・「本機はカイロ空港でイヤホンの積み忘れをいたした為云々」のアナウンスが・・・
えーーーっ 13時間音なしですか!!!げっそり しかもほとんどが日本人乗客なのに 私の並びは太っちょアフリカ系の方々で 会話無し。

音の出ない映画の 素早く出るアラビア語字幕を必死に目で追い 理解しようと試みるぐらいしか 暇つぶしできず(笑)


飛行機は ほぼ定刻にカイロに到着。

さてVISAを取って・・・
銀行の窓口で渡された VISAの四角い紙を見て ん!?何コレ?変わったの???(以前は 切手状のものを2枚受け取って それをパスポートに貼り付けてた)
形が変わっても貼り付けるのは変わんないんだろうと、横目で係員(エジでは パック旅行などで行くとVISA専門のスタッフ(有料)が なんと入国審査前のトコまで パスポートに貼り付け作業をしに入ってくるのだ)の手元を見つつ、ふ~ん シールなのか! じゃ剥がせばいいわけね とやってみたものの いっこうに二枚にならない冷や汗

思わず係員に どうやって剥がすの?って聞いたら、一緒にやってもらえちゃった(笑)


荷物を受け取った後
ちゃんと先生は迎えに来てくれてるんだろうか?と一抹の不安を抱えつつ 出口へ向かったら、真っ先に大手を振る先生の姿が!\(^o^)/

約3年ぶりの再会。

そして先生宅へ 先生のボスの車で向かう。
着いたのが夜中なんで 先生宅前に到着したのは深夜。でもお店は普通に開いてて 大人も子供もわさわさ外にいる エジでは当たり前な光景。
車から降りたとたん あっ!ココはハンハリーリの近くだな?と直感。
案の定 窓から 間近にフセインモスクが見えるという場所でした。

寝るとき 先生がアイマスクと耳栓は必要か?と聞いてきたので ???と思っていたら、窓を閉めても モスクのライトアップの明かりがかなり部屋の中に入ってきてて 外大騒ぎしてる人々の声や夜通し営業のお店の騒音が想像を絶するほど がやがやがやがや。
そして朝4時のファジュル(朝のお祈りの時間)がお隣だけに大音響!!! 爆音といってもいいくらい。


どんなトコでも すぐ寝れる私も さすがに毎日となると寝つきが悪くなりましたねぇ。。。
深夜の1時2時でも 外で大声でサッカーを楽しむ子供達 歌を歌ったり 大騒ぎする大人達。。
道徳ってもんが無いのかい?と ちょっとイラっとしましたね。


ということで一日目は終わったのでした。


またまた こちらの方の日記をUPしそびれてました。。。

2年に一度のアラビア語書道展”砂漠の薔薇2008”が 今週日曜日まで 東神奈川かなっくホール ギャラリーで開かれています。

今回は このところ多忙でカリグラフィのお稽古に なかなか顔を出せないでいたので(なんと前期の講座は 1回しか出られませんでした(T_T))、作品の方も 作成する余裕がなく・・・。。

なんと搬入日前日の夜に とりあえず出すだけでもいいからと思い 一発勝負で書き上げ なんとか滑り込みセーフ。
作品持参で 搬入のお手伝いをしてきました。

100点以上もあるでしょうか? 皆さん 力作揃いで しかも今回 大きな作品が多く すべてを壁に納めるだけでも一苦労で、色や書体等々のバランスを見ながら 揃えていくのも 大変な作業でした。
飾り終えた後 一作品づつ じっくりと見て回りました。皆さん 字だけではなく 額装もこってらして ホント見応えあります~。


昨日 会場に足を運んでみると、私の作品 本田孝一先生の 11月にあるマレーシアでの個展の際に 一緒に持っていく生徒作品の選に入ってました!!! あわあわあわ。。。 
一夜漬け状態の作品がまた・・・^_^; 
(↑前回の とりあえず出すだけでもという 一夜漬け作品は 例のコンペティションで賞をとってしまった作品なんで・・・)

・・・ということで 11月 本人はエジプトへ 作品はマレーシアへ 行くこととなりました\(◎o◎)/!
面白いことが起こるもんだ。



  
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